LISY(「LInux for SYstem」の略)は、クラシックピンボール向けのマイクロプロセッサ(MPU)交換基板です。Gottlieb、Bally、Williams といったメーカーの機種に使われていたオリジナルのCPUボードと差し替えて使えるように設計されています。中核となるのは専用PCB上に実装された Raspberry Pi Zero で、ソフトウェアは Raspbian 上で動作します。PINMAME の ROM セットを使ってオリジナルのゲームコードをそのまま動かすことも、Mission Pinball Framework(MPF)を使って自分だけのゲームプレイを組み上げることもできます。
LISY プロジェクトでは、システムごとに異なる交換用MPUが用意されています。コレクターに特に人気があるのは、Gottlieb System 1 向けの Lisy1 と、Gottlieb System 80/80A/80B 向けの Lisy80 の2種類です。
こちらは、オリジナルのMPUを Lisy80 基板に交換した Gottlieb System 80 機の例です。Lisy1 と Lisy80 はオリジナルのMPUのおよそ半分のサイズで、エッジコネクタの位置がわずかに変わるのは「J2」コネクタの部分だけです。
コレクターが LISY を選ぶ理由
クラシックな Gottlieb 機のオーナーにとって、LISY 基板は40年前の電子回路が抱える最大の悩みを解決してくれます。オリジナルのMPUを現代的で信頼性の高いハードウェアに置き換えるため、基板を液漏れさせて腐食させるオリジナルの電池はもう必要ありません。しかも、かつては何時間もかかっていた診断が、ブラウザ上のわずか数クリックで済むようになります。
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